自分の引越しを担当する引越作業員がどんな人か気になっていませんか?作業員ガチャにハズレてしまい低品質な引越しになることは絶対に避けたいですよね。
このような引越作業員に対する不安視は意外と多く、過去に引越トラブルがあった人は特に気にしやすいです。
僕は引越作業員として2020年から5年間で3000件以上の現場経験を積んできました。現在はエース作業員として引越リーダーを担当しています。
今回の記事では自分の引越しにどのような特徴があるか知ることで自分が希望する引越し像がわかります。それを踏まえて引越し業者に相談し、高品質な引越作業員を要望できます。
つまり引越作業員ガチャではなく引越作業員キャッチャーをしましょう!
引越し業者にただ依頼するのではなく、自分が希望する引越しを実現するためにぜひ最後までお読みください。
引越作業員ガチャでハズレない方法|3ステップ

高品質な引越作業員が担当になるかどうかは準備で9割が決まります。
つまり、引越しまでの準備期間にどのような行動をとるかで大きく品質は変わるということです。特に見積もりまでの期間に以下の3ステップを実践しましょう。
引越作業員ガチャでハズレない方法
- ステップ① 自分の引越しの特徴を知る
- ステップ② 自分が希望する引越し像を考える
- ステップ③ 引越し営業マンに相談する

見積もりが終わっている人も実践できる内容です。
準備期間:当日=9:1のイメージです。
ステップ① 自分の引越しの特徴を知る

自分が希望する引越し像を言語化することは少し難しいと感じる人も多いです。なぜなら、自分の引越しにどのような特徴があるのか分かっていないからです。高品質な引越しの実現のためにも必ず言語化しましょう。
僕が2020年からの5年間で3000件以上の現場経験をもとに引越しを利用した人がどのような要望をしていたか紹介します。あなたの引越しがどのタイプでどんな特徴があるのか参考にしてください。
引越し利用者の要望一覧
🏠 新築・リフォーム後の引越し
- 新築に引っ越すため、傷ひとつない丁寧な搬入をしてほしい
- 壁・床・階段などへの養生を徹底してほしい
- 作業員の靴下や手袋を清潔にして作業してほしい
👨👩👧 家族・子育て世帯の引越し
- 子どもがいるので、安全でスピーディーな作業をしてほしい
- 大切な思い出の品を丁寧に扱ってほしい
- 作業員の言葉づかいやマナーにも気を配ってほしい
🪑 高価・大型家具を運ぶ引越し
- 家具・家電の分解や組立が得意な作業員に対応してほしい
- ピアノやアンティーク家具などを専門知識を持ったスタッフに任せたい
- 梱包材を使って傷を防ぐ工夫をしてほしい
🕰 忙しいビジネスマン・単身赴任の引越し
- 時間が限られているので、予定どおりに正確に進めてほしい
- 報連相をしっかりしてくれるスタッフに担当してほしい
- 家具家電の設置まで完了させてスムーズに生活を始めたい
👵 高齢者・実家の引越し
- 高齢者に配慮して、ゆっくり・丁寧に作業してほしい
- 重い家具の移動や設置をサポートしてほしい
- 片付けや不用品処理まで一括で頼みたい
💬 接客・対応を重視する人
- 作業中もこまめに確認・声かけしてほしい
- トラブルが起きたときに誠実に対応してくれる会社がいい
- 作業員の身だしなみ・清潔感・誠実さに安心したい

どんな人が・どんな荷物を・どのように引越したいか考えましょう。
特徴がわかると次の理想像が見えてきます。
ステップ② 自分が希望する引越し像を考える

あなたは引越し業者にどのような引越しをしてほしいですか?ただ引越しを依頼しただけでは自分が思っていた引越しにならずに満足度が低くなってしまいます。「低品質な引越しだった」と後悔してほしくありません。
そこで、自分が希望する引越し像を考えましょう。コレを考えることで営業マンに要望を伝えやすくなります。
あなたは「引越作業」と「引越サービス」のどちらを依頼したいですか?このブログの読者の皆様は「引越サービス」を選ぶでしょう。
僕が勤める引越し業者では「高品質な引越サービスをします!」と掲げています。しかしながら、実際の現場ではそのサービスが提供されていない現状を多く見てきました。実際にサービス内容に関するクレームは毎月のように耳にします。
このような本来のサービスが提供されていない現場で考えられることは見積内容にあります。それは、見積もりの際に見積もり料金だけをとっていることです。
引越しを「安く済ませたい」のであればそれでも特に問題はありません。しかし、「高品質なサービスを受けたい」のであれば、金額だけではなく要望(自分が希望する品質)を相談してください。これが引越作業員を選べるか選べないかの分岐点です。

要望するのは0円。引越し直前ではなく見積もりの段階に相談することがポイントです。
ステップ③ 引越し営業マンに相談する

高品質な引越作業員を選ぶためには見積もり時、引越し業者に自分が希望する引越しを相談しましょう。
3000件以上の引越し現場を経験してきた僕がオススメするのは以下の2つです。
- 相談① 潔癖症である
- 相談② ベストメンバーを希望する
この2つを相談することで衛生面と技術面が飛躍的に上がります。引越しの品質の大半がこの衛生面と技術面にあります。つまり、多くの方が希望する引越しに対応できると思います。高品質な引越しの実現のためにも引越し業者に必ず伝えましょう。
相談のタイミングは見積もりの段階、相談相手は引越し営業マンがおすすめです。
なお、見積もり方法は訪問見積もりを選択することで営業マンに伝えやすくなります。

僕自身はキレイ好き。妻は潔癖症。勤める営業所ではベストメンバーに選ばれています。
相談① 潔癖症であること

あなたは引越作業員に対してこのようなイメージを持っていませんか?
「テレビCMやパンフレットの人物のような人たち」

これは理想であり、現実は思っているよりも不衛生な作業員が多いです。なぜなら、潔癖症の引越作業員は限りなく少ないからです。
僕は2020年から大手・地域密着業者の2社で働いてきた中で、100人以上の引越作業員をみてきました。彼らの中で衛生面に配慮していると感じた人は約3割です。さらに、潔癖症だった作業員は2人でした。
考えてみると理由は単純。いろいろなご自宅にあがるこの仕事は当然、決してキレイとは言えない現場もあるため、潔癖症の人は抵抗を感じやすい職業でしょう。つまり、引越作業員に潔癖症は限りなく少ないです。
要するに、依頼者がキレイ好きの潔癖症であれば、引越作業員に対して「衛生面に配慮してほしい」ことを伝えておく必要があります。
引越作業員の衛生面
| 衛生面 | 理想 | 現実 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 服装 | 指定のユニフォームを着用 汚れていないキレイな状態 汗や香水など臭わない | 指定外のウェアを着用している シミが目立ち、穴も開いている 部屋中が臭い | 全ての作業員の服装が統一されていると印象も◎ |
| 帽子 | 汗や髪の毛対策として帽子をかぶっている | 帽子をかぶっていないため汗や髪の毛が落ちている | 衛生面の他、安全面でも重要 |
| 靴下 | ご自宅に入る際に新しい靴下に履き替えている | 1日中、同じ靴下で汚い・臭い | 業者によっては履き替えサービスもあります |
| 軍手 | 革製品、布製品には軍手を外す | ソファや洋服を軍手で触り汚れてしまう | 大半の作業員がゴム手袋を使用 |
| 汗対策 | ヘアバンド・リストバンド使用 夏場は着替えている タオルで汗を拭いている | 汗をかいてもそのまま 着替えない 荷物に汗がついてしまう | 夏場は特に要注意項目 |
また、引越し作業はトラックや資材(養生・梱包)が必要です。そのため、引越し資材の衛生面も気になる人は少なくないです。実際、「梱包資材が汚かった」「養生が臭かった」といった引越し資材に対するクレームは年間で数件あります。
引越しで使う資材は使い回しがほとんどで毎日洗濯してキレイにしている引越し業者は少ないです。そのため、決してキレイとは言えない資材で養生・梱包をしています。
引越し資材の衛生面
| 衛生面 | 理想 | 現実 | 備考 |
|---|---|---|---|
| トラック | 定期的に洗車・車内清掃され、荷台も清潔。ほこりや泥がない状態。 | 荷台のほこりやタイヤ周りの泥が残っているケースも。洗車や掃除をしていない。 | 外見だけで清潔感を判断しない方が◎。キャビンが散らかっているトラックは多い。 |
| 養生資材(毛布・マットなど) | 洗濯・除菌済みでニオイやホコリがない。見た目も清潔感あり。 | 臭い ボロボロで汚れが目立つ | 汚れたものは使用せず定期的に洗濯・メンテナンスをしている |
| 梱包資材(プチプチ・紙など) | 新品を用意している。 | 再利用品を使い回している。 | 再利用は環境配慮でもあり、衛生面は業者の保管方法次第。 |
| ダンボール | すべて新品で、におい・汚れなし。 | 再利用の段ボールに汚れや書き込み跡がある。タバコ臭い。 | 大手でも再利用あり。気になる人は「新品希望」と伝えると◎。 |
| ハンガーボックス | 使用後は毎回除菌・消毒して保管。内部も清潔。 | ニオイやホコリが残るケースあり。使い回しが多い。 | 服に直接触れるため、気になる人は衣類カバーを併用。 |

衛生面が高い人は日頃から5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)を徹底できています。
相談② ベストメンバーを希望すること

引越作業員の人選は現場によって変わります。お客様から要望があった場合はそれに対応できる作業員を選びます。つまり、特に要望がないお客様のもとにどのような作業員が担当になるのかは決まっていません。
引越作業員ガチャはあります。必ず、自分が希望する引越作業員を要望しましょう。
当ブログで発信しているように、引越作業員の品質には差があります。あなたはどのような作業員に担当してほしいですか?
- ✨丁寧な作業員
- 😄爽やかな作業員
- 😁笑顔の作業員
- 💨雑な作業員
- 😒不快な作業員
- 😐不愛想な作業員
これらの引越作業員を選ぶうえで作業員ガチャに失敗しないオススメの言葉があります。
それは、「ベストメンバー」です。
僕が勤める引越し業者ではお客様情報のひとつに「ベストメンバー希望」と共有される現場があります。これは、お客様から作業員に対して要望があった証拠です。そして、営業所内でのベテランやエース格の作業員が担当します。
自分が安心できる引越作業員を選ぶために以下の言葉を要望しましょう。
引越作業員を選べるオススメの言葉
- ベストメンバー
- エース
- ベテラン
- 女性作業員
これによって営業所の中で最も高品質な引越し作業を提供できるメンバーを指名できます。

同じ引越し業者の同じ営業所のリピーターでない限り、引越作業員とは初対面になります。
誰がくるか分からないからこそ、自分が希望する引越作業員を要望しましょう。
【具体例】低品質な引越作業員の実態

2020年からの5年間で僕が見てきた「低品質な引越作業員」を5人紹介します。
- 汚い引越作業員
- 引越し業者指定のユニフォームを着ているが汚れが目立っている。ただ単に使い古した味があるのではなく、穴が開いていたり黄ばみやシミなどの汚れから不衛生さを感じてしまう。
- 臭い引越作業員
- 対面時から汗臭い。室内で作業し続けられると部屋中が汗臭くて不快。臭い作業員のニオイは汗・タバコ・香水などが原因。
- 雑な引越作業員
- とにかく急いでいる。いや、焦っている。梱包をせず、ガツガツ扱い、スピード重視で作業をしている。3月などの繁忙期は雑な作業員が激増します。
- 決まりを守らない引越作業員
- 養生・梱包・靴下履き替え・近隣挨拶などの引越し業者がうたっているサービスはいろいろあります。このサービスは本来やらなければならないルールですが、行っていない作業員は多く実在します。
- 嘘をつく引越作業員
- 何か予想外のトラブルが起きてしまった際に嘘をついてその場をごまかす作業員がいます。不誠実な対応はその後クレームにつながりやすいです。

低品質な引越作業員に当たらないためには自分の引越しに対する要望をしっかり伝えておくことが重要です。
また、引越し業者がどのようなサービスを行っているかチェックしておきましょう。
【まとめ】自分が希望する引越しサービスを依頼しよう

今回の記事では引越作業員ガチャにハズレない方法について3ステップで解説してきました。
引越作業員ガチャにハズレない方法
- ステップ① 自分の引越しの特徴を知る
- ステップ② 自分が希望する引越し像を考える
- ステップ③ 引越し営業マンに相談する
引越しスタイルは唯一無二。人によって大きく変わります。
まずは、自分の引越しにどのような特徴があってどのような引越しを希望しているのかを考えます。引越作業員を選ぶうえでとても大切な要素です。
そして、見積もりの際に引越し営業マンに自分が希望する引越しを相談しましょう。オススメの言葉は次の2つです。
- 相談① 潔癖症であること
- 相談② ベストメンバーを希望すること
この2つの言葉を伝えることで、衛生面と技術面の品質が高まります。要望をしっかり伝えたお客様は自分が希望した引越し像に近い引越作業員を担当にすることができます。
引越作業員は全国に24万5100人います。彼らは引越し作業を提供していますが、引越しサービスを提供している人は限られます。つまり、自分から希望する引越しスタイルを伝えないと引越しサービスを受けることは不可能です。
以下のように低品質な引越作業員も多く実在します。
- 😖汚い引越作業員
- 🤢臭い引越作業員
- 💨雑な引越作業員
- 🚫決まりを守らない引越作業員
- 💬嘘をつく引越作業員
引越しガチャにハズレてしまうとこのような引越作業員に当たってしまいます。ただの引越し作業…いや、不快な引越し作業になってしまうでしょう。
これを防ぐためにはやはり見積もり時に何をするかが超重要です。
見積もり時は見積もり料金を取ることに目が行きがちですが、高品質な引越しを実現したいのであれば金額だけではなく要望(自分が希望する品質)を相談してください。
今回紹介した3ステップを実践することでトラブル0・満足度100%の高品質な引越しが実現しましょう。
最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。